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CAREERキャリア戦略1 min read

停滞期の使い方 — 伸びる人は踊り場で何をしているか

成長は連続しない。同じ役割を繰り返す踊り場が必ず来る。この期間をどう扱うかで、次の跳ね方が変わる。

案件は途切れていない。評価も悪くない。それなのに、去年と同じことをしている感覚がある。この状態は不調ではなく、習熟が進んで負荷が下がった結果として起きる。

二種類の停滞を見分ける

  1. 01

    習熟による停滞

    できるようになったから、負荷が下がっている。放置すると、単価は据え置きのまま数年が過ぎる。役割を変える必要がある。

  2. 02

    消耗による停滞

    稼働が過剰で、振り返る余力がない。学びの時間を作れば解けるように見えて、実際には稼働を落とさない限り解けない。

対処は逆になる。習熟による停滞には負荷を足し、消耗による停滞には負荷を引く。ここを取り違えると、休むべきときに学び始め、動くべきときに休むことになる。

踊り場でやる価値があること

  • これまでの案件を横に並べ、繰り返し起きた論点を抜き出す
  • 自分の進め方を、他人が再現できる手順に落とす
  • 断ってきた種類の案件を一つ、条件を確認したうえで受けてみる
  • 同じ領域の人と、案件外で具体的な相談をする関係を作る

いずれも、稼働中は後回しになるものばかりである。踊り場は、稼働の質を落とさずにこれらへ時間を回せる、数少ない時期になる。

次の跳ねは、役割の変更から来る

同じ役割の中で努力を積んでも、踊り場は抜けにくい。抜けるきっかけは、担当範囲が変わる、意思決定に近い位置に移る、育てる側に回る、といった役割の変更である。停滞を感じた時点で、次に取りたい役割を一つ決め、それが取れる案件を探すほうが早い。

踊り場は止まっている時間ではない。次に何を証明しにいくかを決める時間である。

Takeaways

  • 停滞には習熟型と消耗型があり、負荷を足すか引くかで対処が逆になる
  • 案件の横断的な振り返りと手順化は、踊り場でしか時間を取れない
  • 抜けるきっかけは努力量ではなく、担う役割の変更

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